はじめまして、「CAMP FES LIFE」というブログを運営しているつっちゃんです。 キャンパーさんやロックフェス好きのみなさんに向けて、ブログでの情報発信をしています。 普段は教育関係の仕事をしています。 そして、とにかくアウトドアとフェスが大好きということで、実際に行ったキャンプ場や参加したフェスを勝手にレポートさせていただいています。 公式の会場レポートとは、また一味違った視点からの情報を写真とともに発信していきますので、よろしくお願いします!
今回は、2022年11月5日に開催された「AIMYON 弾き語りライブ2022 サーチライトin阪神甲子園球場」に夫婦で参戦してきた模様をレポートします。あいみょんの夢でもあった、地元、阪神甲子園球場での弾き語りライブということで、あいみょん本人はもちろん、ファンにとっても思い出深いライブとなりました。みんなの思いが溢れた1日をレポートします!


グッズ販売に並ぶ!長蛇の列もなんのその!

グッズ販売は11月3日、4日、5日(当日)の3日間に渡って行われました。会場は大阪市福島の堂島リバーフォーラム。私たちは初日の11月3日に行きました。
販売開始は14時からでしたが、SNSを見ると午前中から並んでいる人たちがたくさん。「え、売り切れるんじゃない?」と不安を抱えながら、私たちは16時頃に会場に向かいました。
会場に着くと、そこにはまさに長蛇の列が!あいみょんってやっぱりスターなんだ…。再確認しました。
歩いて歩いてやっと最後尾を発見。ここから6時間並ぶことになるとは、私たちは知る由もありませんでした(笑)
6時間の行列はかなり大変でしたが、驚いたのが在庫の多さ。売り切れになった商品は1つもなく、並んでいた全員がお目当てのグッズを購入することができていました。この数のファンが来ることを想定していた運営サイドに拍手です。
私たちは赤いTシャツとバットの形のペンライトを購入。赤色は普段着ないけどライブだと買っちゃう不思議。やっぱり気持ちが高まってる。

会場の出口付近には、あいみょんの背景でプリクラが撮れる「みょんプリ」なるものがありました。プリクラなんて何年振り…。でもこれは記念だ!6時間も並んだし!テンションMAXで相棒と撮りました。撮ってよかったです。こういう時に恥ずかしさは捨てないとダメですね。

グッズも買って準備万端!ライブ当日を考えると心が躍ります!
あいみょん大好きな45000人が甲子園球場に集結!

ついにライブ当日。会場の阪神甲子園球場には見たことがない数の人が詰めかけていました。その数45,000人。田舎者には理解不能な人の数。甲子園球場はお祭り状態。
球場の外には、あいみょんの巨大バルーンが!今回のグッズにもあった野球のユニホームを着ていてめちゃくちゃかわいい。(ライブ中にこのキャラクターがあいみょんではなく「サチコちゃん」だと判明し衝撃を受けました。)辺りはあいみょん一色です。
ちなみに、甲子園球場周辺のコインロッカーは全て使われており、キャリーケースを持っていた私はコインロッカー難民になりました。結局、甲子園駅から3駅ほど離れた「尼崎センタープール前」まで電車で戻って、ようやく空いているコインロッカーを見つけることができました。甲子園球場でのイベントに大きな荷物を持って参加する際は気を付けてください。
アルプススタンドから見る甲子園は圧巻!

私たちの席は3類側アルプススタンドの中段。ステージが2塁ベースあたりに設けられていたので、結構遠目ではありましたが、そこから見える会場の景色が圧巻でした。
あいみょん一色の会場でありながら、甲子園球場らしさも残したセットで、あいみょんの甲子園球場へのリスペクトを感じます。過度な装飾は一切なし。ど真ん中にステージがあって、モニターが4つ設置されているだけの超シンプルなスタイル。45000人を相手に、これからあいみょんがどんなライブを見せてくれるのか、考えるだけでワクワクが止まらない!

我々もあいみょんTシャツとペンライトを装備して臨戦体制!いよいよです!
ライブスタート!いきなりの鶴瓶師匠登場に大興奮!

第1部 17:10~18:09
予定から少しだけ遅れての開演。あいみょんの登場を待っていると、いきなりモニターが点灯。そこにはなんと鶴瓶師匠の姿が!ええええええ!でした。いきなりのサプライズに驚きと笑いで溢れる会場。同郷ということでの出演だそうですが、これには笑いました。でも、鶴瓶師匠の安心感はやっぱりすごい。ここから「A-Studio」のエンディングさながらの口調で口上を述べていく鶴瓶師匠。「西宮から出てきて9年でここまで大きくなったあいみょんを、今日はみんなで褒めてやってください。」という言葉に会場が大拍手。考えてみると本当にすごい。でもそこには、私たちの知らないたくさんの苦難があったんだろうね。
鶴瓶師匠の口上が終わると、会場はまたざわつき出す。そしてついに!1塁側からあいみょんが登場!!遠くてはっきり見えないけど、間違いなくあいみょん!待ってた!半年くらいこの日のために生きてきたから!ようやくです!
モッズコートを羽織ったあいみょん。夢が叶う日でもいつも通りのスタイル。飾らず等身大だ。会場のファンに手を振りながら、スタンドマイク1本だけが用意された中央のステージへ。夢の時間が始まる!
オープニングを飾った楽曲は「憧れてきたんだ」。アコースティックギターのイントロに気持ちが昂る。初のソロアルバムの一曲目をここに持ってくるあたり、このライブがこれまでのあいみょんの1つの集大成であることを私たちに伝えているみたいだ。続けて「ハルノヒ」「ジェニファー」。弾き語りが新鮮だ。アコースティックギターとあいみょんの声だけを聴ける贅沢に酔いしれる。
「あいみょんです!よろしくお願いします!」と甲子園に集まったファンに挨拶するあいみょん。こちらこそすぎるよ!と心で叫ぶ。関ジャムで椎名林檎の「丸の内サディスティック」とコード進行が同じで、しかもあいみょんはそれを知らずに作ったということで話題になっていた「愛を伝えたいだとか」、好きな人とお互いの家の宅配ボックスに贈り物をし合っていたという本人の体験談から生まれた「3636」と続けていく。その後の「ら、のはなし」は、原曲はドラムが印象的だけど、今回の弾き語りバージョンも良い。というか弾き語りの方が…。普段のライブと違い、弾き語りならリズムもスピードもあいみょんの思い通り。自由な表現力を手にしたあいみょんは無敵だ。
「西宮の人はどれくらいいるんですか?」とすかさず地元トークを展開するあいみょん。どうして私は東北に生まれてしまったのか。あいみょんと同じ地元であれ!と思ってしまうほどのアットホームな雰囲気。地元の皆さんの「おかえりムード」には、よそ者の私たちも心地よさを感じた。
「満月の夜なら」は会場の手拍子とともに演奏。見上げると満月が出ているというミラクルも。会場は既に1つになっていた。明日への不安と希望を歌った「さよならの今日に」、愛情たっぷりの「裸の心」を歌い上げて1部が終了。後半のたくさんのサーチライトが空に伸びる演出には「おーー!」と声が出てしまった。幻想的すぎた。
ここで30分間のお色直しタイム。その間会場ではクイズ大会があったり、あいみょんのやりたかったこと(福女チャレンジ、ドラマなど)に挑戦した映像が流れたりと、どこまでもファンを楽しませようとしてくれていることが伝わる。
第2部 18:40~20:04
髪をお団子にして、黄色と黒のフリース(阪神カラー?)を着たあいみょんが再登場。「この曲でいろんな人に知ってもらった」という「貴方解剖純恋歌〜死ね〜」から2部がスタート。続いての「マリーゴールド」はいろんなところで何度も聴いているのに、生のあいみょんの声で聴くと全く別物。オレンジの照明ともばっちり合っている。「Tower of the sun」では制作した当時のことを思い出して涙するあいみょん。周囲から何を言われても歌うことを辞めずにここまできたその気持ちの分厚さは、私たちには到底想像もできない。でもそれを振り返りながら歌ったあいみょんを目の当たりにできてよかった。最新アルバム収録の「姿」をそっと優しく歌い上げ、「生きていたんだよな」につなげていく。飛び降り自殺をした女の子の心情に寄り添おうとするという衝撃的な内容だが、「でも他人事じゃないよね!?」と投げかけている気がする。サビのリズムが楽しい「マトリョーシカ」、少しレトロさを感じる「分かってくれよ」を続ける。「分かってくれよ」では途中本人が納得いかず、やり直しをするというファンにはたまらないアクシデントもあり、より記憶に残るライブに。次に披露されたのは、未発表の新曲「サーチライト」。今回のライブのタイトルが付けられたこの楽曲の歌詞には、グッズのペンライトの名前にもなっていた「この瞬間の特別を演出してお願い」という言葉があり、私たちも一緒にライブを作り上げられたような気がして感動。こういう仕掛けをしてくる感じが憎い。「みんなは私を幸せにする天才やな」という、もうそのまま歌詞にできそうなMCのあとの、「GOODな夜ですね」という言葉に会場はまた大きな拍手に包まれる。もちろん次の曲は「GOOD NIGHT BABY」。ファンの皆さんはすぐ分かっちゃいますね。(私は分かるまでに結構時間かかりました。)
最後の曲は「君はロックを聴かない」。「いつかみんなと歌いたい」と言って始まった曲の中盤で、マイクから離れ、会場にシンガロングさせているかの様な仕草を見せるあいみょん。私たちにも聞こえたような気がする。いつか必ず、みんなで歌える日が来る。そう信じられた瞬間だった。
「この街でシンガーソングライターになることを夢見てよかったです!ありがとうございました!」と思いを伝えたあいみょんに、今日1番の大きな拍手が。45000人をたった1人で相手して、全員を幸せにしてしまう、とてつもないパワーをもったシンガーソングライターでした。
ステージを降りたあいみょんは、リリーフカーに乗り、Tシャツをバズーカで客席に放ちながら会場を一周。本当に笑顔しかない空間でした。
ライブ終了!あいみょんの人生と未来を感じました!
ライブは本当に一瞬で終わってしまった感覚です。でも濃密で、たくさんのパワーをもらった1日でした。あいみょんはドラマやCMのタイアップも多いですが、やっぱり一曲一曲にあいみょんのこれまでの人生が詰まっているし、デビューする前からブレない思いがあるから、ファンも迷わず応援できるのだろうなと思いました。ていうか、あんなに制作依頼されて、毎回めちゃくちゃいい曲に仕上げるって本当にやばいから。表現方法多すぎだから。現代の音楽シーンの最前線、そしてあいみょんという1人のシンガーソングライターの人生がぎゅっと詰まったライブでした。これからのあいみょんも楽しみすぎます。またライブ行きます!あー!最高だったー!
今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
(甲子園ということで相棒は最後に送りバントで締めてました)

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