岩手と秋田にまたがる「烏帽子岳」登山で足が棒になったけど絶景すぎたのでレポートします

キャンプノウハウ
はじめまして、「CAMP FES LIFE」というブログを運営しているつっちゃんです。
キャンパーさんやロックフェス好きのみなさんに向けて、ブログでの情報発信をしています。
普段は教育関係の仕事をしています。
そして、とにかくアウトドアとフェスが大好きということで、実際に行ったキャンプ場や参加したフェスを勝手にレポートさせていただいています。
公式サイトとはまた一味違った視点からの情報を、写真とともに発信していきますので、よろしくお願いします!

10月半ばに岩手県にある「烏帽子岳(えぼしだけ)」に登ってきました。

「烏帽子岳」は岩手側の呼び名で、秋田側では「乳頭山(にゅうとうざん)」と呼ばれます。

標高は1,478mでまずまずの高さ。正直余裕だろうと思っていましたが、これがなかなかの険しさでした。

天気がよく、ちょうどいい気温だったので、なんとか登り切ることができました。

コースタイム

烏帽子岳登山口(8:37)〜烏帽子岳山頂(11:49)

烏帽子岳山頂(12:54)〜烏帽子岳登山口(15:26)

烏帽子岳へのアクセス

今回は烏帽子岳登山口から30秒ほどの「滝ノ上駐車場」に車を止めました。

無料の駐車場で、30台停められます。トイレもあってありがたかったです。

駐車場は10月半ばの8時半の時点でがらがらです。安心して車で訪れてください。

渓谷沿いの駐車場で、渓谷には「鳥越の滝」もあり、観光客の方もちらほら見受けられました。

山肌からはすごい勢いで蒸気が噴き出ていました。インスタグラムのストーリーに載せたら、結構反応が来て嬉しかったです。

烏帽子岳登山口からスタート

ここが登山口です。

ここから中腹までは紅葉が見頃で、とても綺麗でした。

妻の職場の先輩と一緒に登ります。

先輩はかなりのベテランで、私たち夫婦の師匠です。

歳もかなり先輩なのですが、歩みが軽やかすぎます。頑張ってついて行きます。

紅葉が本当に綺麗です。

植物にも詳しいと登山がもっと楽しくなるんだろうなあ。

私の登山靴はmont-bellの「マウンテンクルーザー400ワイド」です。足幅が広くて痛くなりにくいので気に入っています。気になる方はこちらからどうぞ。

今回は「白沼」を経由して山頂を目指すコースです。

看板も味のあるいい角度で傾いています。

この通り、なかなかの急斜面。

久しぶりの登山で、完全に洗礼を食らっています。

それでも師匠はすいすいと登って行きます。

白沼に到着

登り始めてから約1時間で白沼に到着。

ピンと張り詰めた水面に映る紅葉が最高に美しいです。

この白沼はモリアオガエルの繁殖地でもあるらしい。

6月に卵を産むそう。1度見てみたい。興味のある方はぜひ。

山頂まではここから4km。まだまだ頑張ります。

相棒も頑張ってます。

妻が肩から下げているのは、「トポロジー ドロマイツ」というショルダータイプのスマホケースです。結構便利で、見た目も良いので気に入っています。気になる方はこちらもあわせて読んでみてください。

登山道には倒木もあり、道はさらに険しくなって行きます。

しかし、視界が開けると、そこには秋の山の美しい景色が。

この景色を見ながら、山頂へと歩みを進めます。

木道を抜け、ついに烏帽子岳山頂へ

道が木道になってきました。

写真の通り、結構痛んだ木道なので注意しながら進みます。

時期的に草紅葉も見頃で、こんなに美しい景色が広がっていました。

山頂まで残り2kmのところまできました。

この時点で登り始めてから、約2時間15分。

山頂に近づくにつれ、道はさらに細く、急になっていきます。

でも景色はずっと最高です。

ついに山頂が見えてきました。

噂通り、烏帽子のようにも乳頭のようにも見えます。

あと少しです。頑張ります。

そして、ついに登頂です。

山頂は石だらけで、登山口から中腹までとは違った様子でした。

景色は圧倒的です。山頂から見る秋駒、田沢湖が美しい。

見ているだけで時間が過ぎてしまいます。

休憩をこまめに挟みながら、約3時間で登り切ることができました。

道がなかなかに険しく、体力を消耗したので、山頂でご飯を食べながら最高の景色をのんびり味わいます。

烏帽子岳山頂でお昼ごはん

今回の山飯は「ホルモンうどん」。といっても前日のキャンプの「ホルモンのチーズタッカルビ」で余ったホルモンを、かけうどんに入れて絡めただけ。

ちょっと汚いですね。すいません。

しかし、これが山頂で食べると絶品!このために3時間頑張ってきた!やはり「登山疲れは最高の調味料」です!

使っているクッカーはこちら。興味のある方は読んでみてください。

ちなみに、写真には無いですが、師匠からもらったコンビニのワッフルも最強でした。糖分は正義。

前日のキャンプと「ホルモンのチーズタッカルビ」についてはこちらにまとめてあります。気になった方は読んでみてください。

烏帽子岳山頂からの秋の景色に感動し下山

山頂からの絶景をしっかりと目に焼き付け、下山します。

名残惜しさが写真からも伝わってきます。

加えて、初心者にとっては結構な急斜面を登ってきたので、その道を疲労の溜まったこの足で降りることに、大きな不安を抱えていました。

よし、頑張ろう。無理は禁物。休み休みゆっくりと。

やっぱり疲労が隠せません。

道脇の岩や木に手をかけながらゆっくりと進みます。自然に支えられております。

この急斜面。私はどうやって登ってきたんだ?

下山の際は、こういった木の根っこが本当に危険。

誤って足を入れて躓いてしまうと骨折です。

疲れた足で、慎重にいきました。

烏帽子岳ありがとう。また来年。

山頂から約2時間半で駐車場に到着。

やはり下山の方が速くなりますが、疲労困憊です。精進しなければ。

久しぶりの登山での「烏帽子岳」は、なかなかハードなものとなりました。標高だけを見て「いける」と思っていた自分を叱ってやりたいです。

しかし、歩いている時には岩手山がとても綺麗に見えますし、この時期は紅葉も見頃で、飽きさせない景色で最高でした。「景色を楽しみながら登山したい!」という方にはうってつけの山です。

今回はここまでです。

皆さんも、素敵なアウトドアライフを送ってください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました