盛岡が音楽と愛で溢れるフェス「いしがきMUSIC FESTIVAL 2022」レポート

音楽
はじめまして、「CAMP FES LIFE」というブログを運営しているつっちゃんです。
キャンパーさんやロックフェス好きのみなさんに向けて、ブログでの情報発信をしています。
普段は教育関係の仕事をしています。
そして、とにかくアウトドアとフェスが大好きということで、実際に行ったキャンプ場や参加したフェスを勝手にレポートさせていただいています。
公式の会場レポートとは、また一味違った視点からの情報を写真とともに発信していきますので、よろしくお願いします!

今回のレポートは、2022年9月23日(金)に、3年ぶりに開催された岩手県のフリーフェス「いしがきミュージックフェスティバル」です。コロナ禍による影響で、2年連続で開催を見送っていた「いしがきミュージックフェスティバル」。岩手のロック好き達にとって待望の1日をレポートします!

✔️いしがきミュージックフェスティバル

いしがき公式サイト

盛岡市の中心部を会場にした野外音楽イベント。2009年から完全無料のフリーライブフェスティバルとして続いている。

いしがき(会場:盛岡城跡公園)に到着

前々から、いしがきミュージックフェスティバルに行くことは決めていましたが、一緒に行く相手がおらず、ドキドキしていました。

ギリギリで友達夫婦の仲間に入れてもらうことができ一安心。友達夫婦と自分の3人で盛岡へ。

車内では友達が作ってくれていた出演バンドの曲のプレイリストが流れていました。友達、流石です。

会場に着くと、立派な石垣がお出迎え。本当にここにお城があったことを思い知ります。改めて、すごくパワーのある場所で音楽イベントが開催されているのだなと実感。

会場図はこんな感じ。

コロナの感染防止対策もしっかり行われていて、安心感がありました。絶対に開催するという主催者側の気合も感じます。

メインステージへのゲートが目に入ると、我々のテンションはMAX。フェスです。大好きなフェスはもう目の前!

私たちが会場に着く頃にはすでに「FUNNY THINK」のライブが始まっており、会場は熱気に包まれていました。3年ぶりの私達のいしがきが遂に始まります…!

出演バンドの熱すぎるライブがスタート

13:25〜 THE BAWDIS@ISHIGAKI STAGE

AZUMAYA STAGEでの「八十八ヶ所巡礼」のライブが終了。(初めて観たけどめちゃくちゃかっこいい)隣り合わせになっているISHIGAKI STAGEでのTHE BAWDISから、私達のいしがきがスタート!揃いのスーツに身を包んだメンバーがカッコ良すぎる…!オーラが違う。リハーサルではなんと名曲「LEMONADE」を披露!飛ばし過ぎです。ステージ袖には、「HEY-SMITH」のサックス満の姿が。そういうのを見ると胸が熱くなる…!いよいよ本編スタート!ギターTAXMANがイケメンな笑顔で、落ち着きと安定感のある演奏をすれば、もう1人のギターJIMは、ステージをとにかく縦横無尽に動き回る!よくそれで演奏できるね!とびきりの笑顔も最高!ステージ中央ではドラムのMARCYがしっかりと演奏を支えています。そのすらっとしたスタイルからは想像できない重厚なドラムにギャップ萌えです。そんな最高の演奏に乗っかるのが、ベースボーカルROYの歪みまくった唯一無二の歌声!おそらく日本で彼だけであろう発生方法で、歪んでいるのに伸びやかな声が盛岡に響き渡ります。「HOT DOG」ではお決まりの寸劇も披露。(今回は魔女の宅急便オマージュでした。)お祭り大好きなTHE BAWDISらしい、楽しさが突き抜けたライブ!私達にとってはこれ以上ない幕開けでした!

17:10〜 HEY-SMITH@ISHIGAKI STAGE

本当に久しぶりのヘイスミのライブ。ヘイスミのメンバーはとにかく全員が個性的。良い意味で全く統一感がないバンド。だからヘイスミのライブはとにかく自由。「みんなの好きなように楽しんでよ!」って言われているみたい。本編に入ると、リハではステージに出てこないギターボーカルの猪狩さんが拳を突き上げながら登場!猪狩さんのこの最強オーラはなんなんだ⁉︎ロン毛をなびかせながらかき鳴らす猪狩ギターにぶち上がる我々。Task-nのドラムはライブだと速い速い!こっちのテンションをガンガン上げてくるドラム最高!ホーン隊の満(Sax)、イイカワケン(Trumpet)、かなす(Trombone)の音色はプラスオーラ満載。そしてヘイスミのホーン隊はとにかく暴れる!客を煽りまくってくれる!楽しすぎ!もちろん満は最初から上裸!ベースボーカルのYUJIもなんだか前見た時よりも動き回っている印象!何より子供のような笑顔で楽しそうに演奏しているのを見ていると、こっちまで笑顔になってしまう!最後に「Come on my dog」をぶっ込み、盛岡と本気で勝負しにきてくれたヘイスミに大感謝のライブでした!

フードエリアには魅力的な店がずらり

岩手の名店がずらっと立ち並ぶフードエリアからは、活気のある声といい匂いが。

屋根付きの飲食スペースもかなりの数準備されていて、雨の中でも安心。こういうライブ以外の設備もフェスでは大切であることを、いしがきの主催者側は長年の経験からしっかりと分かっている。お客さんの目線で考えてくれている感じ。ボランティアスタッフの方も、本当に優しくて嬉しくなる。ちゃんとイベントの趣旨を理解した上で参加しているのが伝わる。スタッフさん改めてありがとう!お世話になりました!

キッズエリアも楽しそう!

夢の時間はフィナーレへ

18:25〜 G-FREAK FACTORY@ISHIGAKI SYAGE

私がこの世で1番好きなバンドである群馬のジーフリークが今年のいしがきの大トリ。これを見ずには帰ることは許されない。日が落ちてきて照明が映える中、ライブがスタート。ドラムのPxOxNさんとベースのyossyが若干後ろにもたれたリズムを作っていく。レゲエのエッセンスを取り入れているバンドならではの、独特なリズムに酔いしれる。その上に原田さんが極上のギターを乗せていく。会場は既にジーフリークのペースだ。そこに現れるボーカル茂木洋晃のシルエットはボブマーリーそのものだ。茂木さんから語られた、主催の黒沼さんとの「大トリを務めることを約束する」エピソード。そして、「大トリを務めるからには岩手のバンドのつもりでやる」という言葉に、胸を熱くせずにはいられない。いしがきの開催を3年待った岩手のみんなの気持ちをちゃんと分かってくれている。その上で、田舎、ローカルを背負ってくれている。茂木さんの言葉一つ一つから、暖かさを感じた。演奏した曲数は多くはないが、1曲1曲が強烈。最後の「ダディダーリン」では、客席にいる子供達をステージに上げ、子供達と一緒に熱唱。子供達がジーフリークの曲を口ずさんでいるのを見て、目頭が熱くなる。世間はまだまだフェスに対して色々なことを言ってくる。それも仕方がない。気持ちは分かる。でも今回のジーフリークのライブは、そんな様々な人の思いを受け入れ、包み込んだ上で、未来に繋がる「攻め」を感じるものだった。

いしがきミュージックフェスティバル また来年

ジーフリークのライブが終わると、空には大きな打ち上げ花火が!何度も言いますが、無料のフェスです!どんだけお客さんを楽しませれば気がすむの⁉︎

この感動を、今度はライブハウスで味わいたい!

そしてまた来年!絶対また開催しましょう!

いしがき最高!ありがとう!

今回はここまでです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

スマホでたくさん写真を撮りたい私は、トポロジーのショルダータイプのスマホケースを使っています。おしゃれで丈夫で、かなりフェス向きです。気になった方はぜひ!

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